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花の座 伝芭 Sansa座 第二季最終回『春分・イースター〜彼岸桜、姫辛夷、三又、チューリップ、フリージア』

イースター、お花見、春を祝う祭り
蕾はごろごろ雷で、ピカッと光って花が咲く。

花の座 伝芭 第二季の最終回。春分とイースターのお話。花材は彼岸桜、姫辛夷、三叉、フリージア、チューリップ。今回も花の連句めぐり花。3.11をきっかけにあの年のお彼岸からスタートした花の祭り。草木の祭祀がめぐり花。

季節が巡ることも、また今日も出会えることも只事ではない。魂はめぐってまた会うを繰り返す。皆さんがこの1年でさらに花の扱いに慣れ、共創ということにも慣れ、活けあげられていく花は一つ一つがまさに光。花は光を透かし灯る。花を見て春がまたやってきたことを喜び愛しく思う。それがイースターなり、雛祭なり、お花見のおおもとなのだろう。小さなブーケを皆さんに手渡した。伝芭とは花を受け取って舞うこと。1年一緒に学んでくださった皆さんに感謝。空間を貸してくださり、毎回レコードを選んでくださったSansaさん、ありがとうございました。来季もお世話になります。

https://www.toraya-group.co.jp/news/20240301

イースターラビットにちなんで虎屋さんの「兎饅」

器も卵っぽいもの
フリージアは何と言っても香り、それとファミリーのような花のならびがかわいい
花の連句 めぐり花 咲き初めし春の花木
三又は本当に三叉 お借りしているお店の名前もSANSA

花の連句「めぐり花」僕はほぼ手を出さず、生徒さんたちがひとさしひとさし活けていきました。皆さん花が好きなので、和気あいあい。
器はdomani イースターエッグにあやかって卵っぽいものを使いました。(写真;Shinichi Tsukada)

イースターエッグそのもののような花になった!チューリップもカラフルなたまご
桜、姫辛夷、紫のフリージア、黄色は三又、チューリップ
皆さんへ修了の小さなブーケと器を

花の座 伝芭は小さな座。深く季節や植物に身体ごと染まる時間。