Flower(花の為事)

SANSAさん9周年を祝う花

Sansaさん、3×3=9 (さざんがく) ということで9周年。
ここ数年、自分たちへのギフトということで、お花のご依頼をいただく。

桐の枝と、白い動きのある菊に、ちょっとの紅葉と、
深い緑の槇を合わせる。

菊はその漢音から「クク」と発音され、重陽の節供(9月9日=重九→長久)に飾られる。9周年は何かが極まっていく大事な年だと思う。今年は紅葉が散るのが早く、冬に白いガラス器を使うのは好きで、白はsansaのお二人のイメージにも近い。
小さいニッチには、冬の極まった景色を立ててみた。高原の唐松の枯れ枝は、苔などの分解者がついて、徐々に朽ちていく。家に近いところは落ちる可能性があって危ないので、お庭のお手入れで取り除く。それがとても綺麗で、いただいてきた。こちらは透明なガラス。