建築設計 古賀造
庭園設計 温室
庭園施工 合同会社 コバゾウ
中央線沿いの高台の角地。
炭化コルクを貼った住宅は、要塞のような佇まい。線路を渡る高架橋からの見え方もストイックな構成は案外馴染む。
ゆったりとした屋内の各部屋に囲まれたテラスと北側正面の庭。
設計の古賀造さんが「石、いいなあ」と言ったこともあり、躯体に合わせた石組みをスケッチして提案。野面積みより浅間石の崩れ積みの方が好みだということで段取りしてもらう。
なかなかピンとくるものに出会えず、植栽の選択は石積みスタートした日にようやく決まる。
冬の庭の姿は1番好き。どっしりした建築の佇まいを植物や季節が巡って行く様子を想像して嬉しくなる。人と共に植物たちの暮らしもここから始まる。
(ワンちゃんが砂利を食べるから細いのはやめてくれと言われていたが、土を食べるという。。。)