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赤坂氷川神社花活け教室「はなのみち」第6季第9回「山眠る 冬至飾り」

北海道のお土産の「月寒あんぱん」を今日の教室のお菓子にしたので、5種類あるあんぱんを受付で選んでもらって、席を決めた。チームは三つ。かぼちゃチーム、こしあんチーム、まっちゃチーム。他に黒糖と、黒胡麻があったけど、それを選んだ人はどこのテーブルに入ってもいいということにした。

最初は「冬といえば」というお題で五感で感じる冬をそれぞれのチームで話し合ってもらった。海の幸あり、クリスマスっぽい歳末感あり、皮膚感覚あり、オノマトペありで、色々と冬らしさが出たところで「ふゆ」の語源とか「冬」という漢字のお話などをする。


「雪」という漢字のお話から、箒や彗星のお話、それから「拝」とか「奉」とう漢字の話をして、奉という振る舞いを権禰宜の鈴木さんに実演してもらう。神社でのお教室ならでは。

その感じで皆さんで花曼荼羅のように机に花材を並べてもらう。それが今日の冬至飾り作りのお稽古。

捧げおいたそのままをまとめて結える
冬至飾り

冬至飾りは、お正月もクリスマスも冬至由来ということから、冬至、お正月、クリスマスをリミックスさせた飾り。

冬芽をつけた山香ばし、樅、境内から剪定した分から赤樫、熊笹、冬至に欠かせない柚子、南天など。

さまざまに飾りの謂れをお伝えしました。ちょっと早いけど、お正月事始めの日、玄関などに飾って、皆さんどうぞ良い年をお迎えください。